洋上風力発電技術に関する交流会

2020年2月27日、東京で「日独の洋上風力発電技術」をテーマにした第6回目の交流会が開催され、両国のビジネス界、政界、学界の代表者23名が参加しました。AHKジャパンのルーカス ヴィトスアスキー博士の歓迎挨拶に続き、BMWiの二国間エネルギー協力部長であるクリスティン・ファルケン・グローサー博士が、ドイツのエネルギー政策の現状と日独エネルギーパートナーシップの概要を説明しました。NEDO国際部の宮尾孝彦氏は、NEDOの洋上風力エネルギー分野における技術開発について、さまざまな洋上風力プロジェクトに基づいて紹介を行いました。ハンブルク再生可能エネルギー機構代表のヤン・リスペン氏は、ドイツにおける洋上風力発電の発展について概説しました。sowento GmbHの創設者であり、フレンスブルグ応用科学大学教授のデビッド・シュリプ氏は、エネルギー生産を最大化できる最適な風とタービン条件を判断するスマートライダーシステムを紹介しました。その後のディスカッションでは、ドイツの洋上風力発電事業者へのインセンティブや、日本でのプロジェクト開発に存在する障壁についての質問が特に多く出されました。

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